私の夫は日本に特に関心があり、日本語も分かる男でした。
日本文化も理解しているので、比較的、異文化間での衝突はありませんでした。
なので、2年間遠距離恋愛をして普通に結婚しましたが、こちらに来て驚いたのはその離婚率の高さ!
結婚して離婚してる人がほとんど。全体としては半数以上だと思います。
また、ドイツの若い人たちにはあまり結婚する、という概念は薄く、同棲したまま結婚することなく子どもを作り、生活している人がほとんどだったりします。
非嫡出子であることが生活する上で何の負い目もなければ、社会的に不利益を被らない社会になっています。
このような社会で生活している人と恋愛するのであれば、よほど日本社会に理解がある人でないと結婚してくれないと思います。
結婚しない場合は婚約者ビザとは違う種類のビザを取らなくてはならなくなります。
結婚という形にこだわるのであれば、結婚してくれるかきちんと確認したうえで付き合ったほうが無難です。
こちらに仕事をやめて、結婚する気で滞在している人の婚約者に現地語で「あなたは彼女と結婚する気があるの?」と聞くと返事はNOだったりします。
一緒に暮らしたいだけ、というそれだけの理由で恋人と付き合っている人は多いです。
結婚という概念が崩壊しつつあるので、その点は注意しないといつまでたっても独身同士のまま過ごす可能性があります。
A.Mさん(女性)